相田みつを美術館の特別講演が当たり、正宗寺東堂の原田道一導師のお話を伺うことが出来ました。原田導師は御歳78歳になられるそうですが、お年に逆行するような迫力のあるお方で語り口もアツく驚かされました。それに加えて内容も濃厚でとても一言では語りきれないほど学びの多いものでした。印象的だったのは、生存的ではなく生命的な生き方をしないと力にはならない。自分流でいいから自己表現をするという訓練が必要である。という言葉でした。『いのちいっぱい、自分の花を』とか『花はただ咲く。ただひたすらに』という相田みつを氏や坂村真民氏の言葉に結びつきます。
また今の私にとって本日出会ったこの言葉に非常に勇気づけられました。
初めの唄 坂村真民『長詩 弥勒の唄』より ... 初めの唄 坂村真民『長詩 弥勒の唄』より
なぜあなたはうたをうたうか
それはうたい終わっていないうたがあるからだ
なぜあなたはうたをうたはねばならないのか
それはうたいつづけねばならないうたがあるからだ
ここでいう『うた』は『詩』のことかも知れません。しかし私事に置き替えると『唄』になります。今、私は大正・昭和の歌謡曲を学び中で毎月ライブを行いひいひい言っていますが、日々(私はなぜこの歌をうたうか)を問い続けていました。その問いが今日、解けたように思いました。私が歌うことで、誰かの心が喜んでくれたなら、こんな嬉しいことはありません。
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